よくあるご質問

性能・構造に関するQ&A

基礎にはどのような特徴がありますか?
ベタ基礎です。(ダブル配筋 D10-250@ チドリダブル タテヨコ共)ベタ基礎は建物全体を面で支えるという特徴があります。また、通風のための地窓はありません。これは床下を居室と同じ領域と考え、計画換気しているからで、外気は入れないようになっています。(詳しくはパネルで説明する)
外断熱により材木は蒸れませんか。結露はしませんか?
断熱材の内側の壁体内も室内と同等に空気を動かす仕組みになっています。(床下・天井裏も全て同様です)これは24時間換気を回すことで家中の空気が回る仕組みになっているからです。空気が動いているので、湿気が滞留することもなく、蒸れたり結露を起こすこともありません。
鉄骨造、コンクリート造も検討していますが、木造住宅のメリットは?
価格が安いのが最大のメリットです。また、木はコンクリートや鉄骨と比べて加工が容易なため、後々の増改築などには適していると言えます。デメリットは柱の位置があまり自由にならない、鉄骨に比べると大スパン構造とはならない、という点が挙げられます。
構造材の材種・寸法は?
  • 【土台】 ヒバ(ベイヒバ)120×105
  • 【柱】 スギ 120×120(4寸角)
  • 【梁】 ベイマツ
ヒバ材は水に強く腐れにくい性質で、薬品処理が不要な材料です。また、今後は県産材の利用を基本的にお勧めしていきます。県産材は一般材に比べ価格は高いですが、その分竣工後に長野県の補助金としてお客様に戻ってきます。(最大50万円)
外装、内装材は自由に選べますか?(材料、色)
自由に選べます。なるべく天然素材に近いものをお勧めしています。天然素材とは、
  • 【床材】 無垢フローリング・リノリウム等
  • 【壁・天井材】 珪藻土・エコクロス・板張等
  • 【塗装材】 植物油系塗料(ユーロ塗装)
設計段階で素材・材料の仕様や程度を決め、工程の進捗に合わせて順次色を決定 していきます。
外壁左官壁はメンテナンスが必要ですか?内部の珪藻土はどうですか?
外壁の塗壁材のグラナダやジョリパットは特にメンテナンスはありません。吹付け塗装の場合ですと色があせることがあります。メンテナンスが必要です。内壁の珪藻土は壁の経年変化を良しとするものです。大きな傷や汚れは塗り替えるより方法はないです。日常は毛のやわらかい箒で掃くようなお手入れです。(従来の和室の塗り壁と同じとお考えください)珪藻土塗り壁は左官工によるハンドメイドの壁です。塗りムラ等が出る可能性もありますが、経年変化と合わせて、アジのある壁と考えています。
珪藻土とはどんな材料ですか?
藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)である。珪藻が海や湖沼などで死滅して水底に沈殿する。死骸の中の有機物の部分が徐々に分解されていき、最終的には殻のみが残る。このようにしてできた珪藻の化石からなる岩石が珪藻土である。白亜紀以降の地層からよく産出される。
リノリウムとはどんな材料ですか?
リノリユームは、亜麻仁油・松脂・顔料(鉱物からとれる色粉)・木紛・コルク・麻布を原料とした天然素材によるシート床材です。化学物質などは全く使っていません。材料のひとつ亜麻仁油が優れた抗菌効果を持つので、多くの病院や学校などで使われている材料です。
シックハウス症候群の対策は大丈夫ですか?
使用する内装材は全てF☆☆☆☆(フォースター)か規制対象外品です。問題は全く無いです。また、24時間換気も備え空気の流れに対しても充分に考えられています。工事中も場内では禁煙とし、ハウスダストが室内に残らないよう配慮しています。
無垢の床材のメリット、デメリットは?
何と言っても高級感・素材感・足触りがメリットといえます。デメリットは無垢ですので暖房等による湿度の違いで伸び縮みします。フローリングの目地が暖房時期にすいてくることがあります。
気密性は?
気密性能を測る数値としてC値、断熱性能を測る数値としてQ値があります。当社の建物のC値は1㎠/㎡以下です。
C値(相当隙間面積)とは、隙間の面積(㎠)を床面積(㎡)で割ったもので、床1㎡あたり、何㎠の隙間相当面積があるかというものです。Q値(熱損失係数)とは、断熱性能を表す指標です。数値が少ない方が断熱性能が優れていて省エネ効果があります。
左官仕上げの壁は、ひび・はがれの心配はありませんか?
過去の経験でまず問題ありません。和室等の柱の際などに薄いひび割れが発生することが時々あります。(柱が無垢材で収縮を起こしてしまうため)このような場合はアフター点検で対応していきます。
全館暖房は燃料費がかさみませんか?省エネ対策はできますか?
基本的に断熱を良くしているので、暖めた部屋の熱を逃がさない仕組みになっています。建物全体が省エネに対応していると言えるでしょう。暖房費はご家庭により様々です。
40坪程度の家で灯油が80円/Lとして最も寒い3ヶ月間で、暖房費で2万円/月給湯でも2万円/月程度。 合わせて約4万円。(参考まで)
コストが気になります。全館暖房以外の暖房方法は、できますか?
断熱がきちんとされていれば暖房方法は他のものでもかまいません。ただし、燃焼を室内で行うタイプのものは不可です。(ファンヒーターや灯油炊きストーブ等)室内の酸素がなくなり、二酸化炭素が充満してしまい健康に害を及ぼします。FF式ストーブやエアコン、温水式暖房等をお勧めします。

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